マガンのねぐら立ち 後編

本編に入る前に、マガンのねぐら立ちについて、軽く説明したいと思います。

マガンは昼間、周辺の水田や畑で落ちモミや草の葉などを採食し、
日の入りとともに、湖に一斉に戻ります。
これを「ねぐら入り」と言い、日の出とともに湖を一斉に飛び立つ事を
ねぐら立ち」と言います。

正確に調べたわけではないので、理由は推測ですが、
水田より湖の中の方が外敵の攻撃を受けにくいという事と、
水鳥なので、やはり水の中に居る方が落ち着くという事、
そして臆病な一面があるので、群れで行動する事が理由ではないか思います。

さて、それでは本題に入りましょう。
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6時前、日の出の時刻となりました。
残念ながら雲ひとつ無い快晴とは行かず、太陽が少し雲間に隠れています。
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ちらほら、飛び立つマガンも出始めました。
マガンはこのように複数で隊列を作り飛びます。
「雁行」と言うそうです。

6時が過ぎました。
ひときわ大きな、おびただしい数のマガンの鳴き声とざわめきが、
ウトナイ湖全体に広がっていきます。
そして・・・
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空を覆わんばかりと言う前評判に偽り無し。

この写真を撮ったのは、3月21日の早朝ですが、
ウトナイ湖ネイチャーセンターのホームページによりますと、
3月20日のマガンの数は約67,000羽との事だったので
今飛び立ったのは、ウトナイ湖に居るマガンのほんの一部に過ぎません。

ウトナイ湖はまだ先ほどと変わらず、マガンにあふれています。
ねぐら立ちはこのような光景を幾度と無く繰り返しながら
8時頃まで続きます。

既に次の目的地、宮島沼(美唄市)へ移動し始めた物もいるのか、
現在のウトナイ湖のマガンの数は5万程だとか。
見たい方は、天気予報と相談しながら、お早めに。

(参考文献 広報とまこまい)

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# by gajousan | 2008-03-24 10:09 | 苫小牧 | Comments(6)

マガンのねぐら立ち 前編

先週の前半は天気の悪い日が続きましたが、後半になってようやく天候も回復し、
この時期、ウトナイ湖の最大のイベント、マガンのねぐら立ちを見ることが出来ました。
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5時20分
日の出前ですが、空は白みかかっています。
遠くに見える小さな点々の一つ一つがマガンです。
まだ、それほどの動きはありませんが、マガンの鳴き声が響き渡っています。
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10分ほど経ち、少し動きがありました。
マガンが一斉に飛び立ち、ウトナイ湖の水面付近を飛び始めました。
繰り返しますが、この点々全てマガン、少し拡大するとこうなります。
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少しの間、ウトナイ湖の上空を飛び、また舞い戻ります。
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そんな行動を繰り返しながら、少しずつ群れの範囲がウトナイ湖全体に広がっていきます。

この行動にはどのような訳があるのでしょう?
準備運動なのか、あるいは大変警戒心が強く、
常に群れには見張り担当が居るそうですが、
人間には捉えきれない、遠くの外敵や音に反応しているのかもしれません。

ここまででもかなり壮観でしたが、これから始まるねぐら立ちの
ほんの序章に過ぎませんでした。

後編につづく

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# by gajousan | 2008-03-23 10:27 | 苫小牧 | Comments(4)

北海道弁かるた

先週はサミット袋と言う呼び名を紹介しましたが、今回はこれ。
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北海道かるた方言編。
ジンギスカンキャラメル同様、噂を耳にしつつもなかなかお目にかからない物です。
買ったのは数年前。先日引っ越し荷物の中から発掘しました。

私はネイティブの苫小牧人ではなく、2年ほど前に移住しました。
そう、2年経ちますが、未開封の荷物や内容を把握し切れてない箱が多く、
このように時々面白い物が出てきます。
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北海道は明治初期までは、函館の一部の地域を除いては、
少数のアイヌ民族が居たのみの場所で、日本の他の地域に比べると歴史の浅い所です。

住民も色々な場所からの移住者なので、言語が入り混じり、
逆に標準語に近いと言われています。

一言で北海道弁と言っても北海道は広いので、北海道内でも方言はいろいりあり
大別すると、津軽弁の影響を広く受けている、函館など道南方面と、
小樽など日本海湾岸方面に区別されるそうです。
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読み札、取り札、CDもあるので、読み手が居なくても遊べます。

あ、から、んまであり、北海道弁は本来言語として独立させられるほど、
ボキャブラリーが豊富ではないので、ややこじつけっぽい物もあるようです。

「あ」は「あずましくない」でした。私も北海道弁として教えられてから、
時々使うようになりました。

津軽弁に「あずましい」と言う言葉がありますが、北海道弁では
「あずましくない」と言った否定的な使われ方をすることが多いようです。

機会がありましたら、かるたの中身も紹介したいと思います。

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# by gajousan | 2008-03-22 10:15 | Comments(4)