もはや説明不要の銘菓ではありますが、
せっかく、ミス洞爺湖さんにもらったので画像にします。

地元洞爺湖周辺の大福豆の白あんをベースに
イモを使わずにイモより美味しいわかさいも。
表面は卵黄醤油が塗られ、軽く焼き上げられています。
甘さに醤油のしょっぱさが、アクセントになります。

写真にはあまり写りませんでしたが、イモの筋の再現として
道内産の金糸昆布が入っています。
子供の頃、何と無く気味が悪くて抜きながら食べた人も多いはず。
私は虻田出身ですが、小学の社会科でわかさいもの簡単な歴史や
製造工程について、資料付きで教わりました。
見学旅行で工場見学にも行きました。
虻田小学校校歌
♪高い有珠、高い望み
を もじって
♪高いうすまん、安いわかさいも
と替え歌を歌うのが流行りました。
わかさいもに比べると、知名度はやや劣りますが、
うすまん、いもてん なんて言うのもありました。

(西山火口 わかさいも工場跡)
昭和5年創業、現在約70年ですが、戦争で原料の砂糖が手に入らず
人口甘味料を使うのを潔しとせず、製造を一時中止したり、
最近では2000年の有珠山噴火で工場が倒壊したり ↑ と、
いろいろな苦難の中
地元原産の原料を用い、歩み続けるわかさいも。
サミットを機にもっと有名になれば、と思う一地元民でした。
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