エキサイトブログのサーバーメンテナンスが思いの他、長引いて
今までブログの更新が出来なかった~
と書いているのも時間が惜しいので本題に入りましょう。

ウトナイ湖鳥獣保護センター付近の白鳥などが集まる所に
今まで見かけなかった水鳥が。
ヒシクイです。
ヒシクイ。
漢字では 菱喰 と書くそうで、その名の通り、
ヒシと言う水生植物の実を、好んで食べる事から名づけられたそうです。
ウトナイ湖にはヒシが多く群生しています。
ヒシの実は成熟して乾燥すると、数ヶ所にトゲがあり、とても硬くなります。
時代劇で忍者が使う「まきびし」は、このヒシの実です。
鉄製の物もありますけど。
ヒシクイが食べているのは、成長途上の柔らかい実のようです。
人間の食用にも出来るそうで、昔はよく食べられていたとか
茹でて殻を剥いたヒシは、栗のようでうまいとの事でした。

後ろを行くは、おなじみのオナガガモ。ヒシクイの大きさが分かって頂けましたか?

最初は口ばしや体色からはぐれマガンかと思ったのですが、
この立派なカメラを持つ方に尋ねてみたところ、あれはヒシクイとの事でした。
尋ねていなければ「マガンです」と書いていたところでした。
それにしても立派なカメラ。
メーカーや新品、中古にもよりますが、60万以上は軽くしそうな望遠レンズです。
羽毛の感触まで伝わってくるような、臨場感のある写真が撮れると思います。
うらやましい。

ヒシクイは、カモ目カモ科マガン属と言うマガンとも非常に近い分類に入ります。
道理で似ている訳だ!
マガン同様、大変用心深いので、本来は白鳥やカモと一緒に
人間からえさをもらうタイプではないですが、
ウトナイ湖で通常見かける2羽のヒシクイは怪我をして飛べないのだそうで、
一度は保護されていたようです。
妙に人に慣れているのもうなずけます。

おまけ画像
苫小牧駅近くの石像(?)
カモ系の水鳥を見るとついつい思い出す

説明は不要と思いますが、
アヒル?にスカートを引っ張られている女の子。
「イヤーン」な感じが笑えます。
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