
苫小牧近郊編。今回は白老。
白老駅。
仕事がらみの事で数ヶ月通った事もあるので、少しなじみがある駅です。
最終の特急などでへとへとになりながら、帰宅したのが印象深い。
すぐに思い浮かぶ観光地といえば、ポロトコタンと仙台藩白老元陣屋資料館ですが、
すでにどちらも行ったことがありました。
ですが、ポロト湖の近くですし、駅からも近いのでポロトコタンへ・・・

入場口から少しの所にある、コタンコルクルの像。
こうして見ると大きい(下に小さく写っているのが人間)
全長は奈良の大仏と同じ16メートル。
はるか昔、白老アイヌの礎を築いた人物だそうです。
白老、アイヌ語で
シラウ・オ・イ
あぶ・多い・所と言う意味があるそうです。
あぶとはハチのようなアブでしょうね。刺されないように注意しましたが、
春先なので一匹もいませんでした。

アイヌの住居、チセ
文化遺産保護のため、かつて白老市街地にあったアイヌの住居を
移設復元した物だそうです。
別棟でアイヌ民族の資料も展示されていますが、ちょっとこじんまりしているかな?
函館にある、北方民族資料館は大変興味深く、2日通いました。

チセの中では、国の重要無形民族文化財に指定された
アイヌの古式舞踊やアイヌの楽器ムックリの演奏があります。
前回来た時も一番目に付いたのは、天井に吊るされているシャケでした。

ポロト湖畔
ポロ・ト アイヌ語で
大きい・湖と言う意味があるそうです。という事はポロト湖と言うと
大きい湖湖と湖と言う意味の言葉を二つ重ねて言っている事になります。
シティバンク銀行 も銀行銀行ですが
アイヌ語の語源とは裏腹にポロト湖は周囲4キロ程の小さな湖です。
一周6キロ程の散策路もあります。
冬はスケートやワカサギ釣りが楽しめ、夏場は対岸の貸ボート乗り場から
このあたりまで漕ぎ出す事も出来ます。
今回はやめておきましたが、ポロト湖畔にはポロト自然休養林と呼ばれる
約400ヘクタールの森があり、散策もいいかもしれません。
周辺を散策している人を複数見かけましたが、派手に鈴のような音色を
鳴らしていました。
クマが出る事もあるのかもしれません。
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