
北海道弁、うるかす。
意味は解るのですが、直訳するとなると難しいですね。
「水にひたす」 「水につける」 「水でふやけさせる」
と言った意味になると思います。
うるかすで連想するのは、といだ後の米、食べ終わったご飯茶碗、炊飯器の内釜
と言った米に関する事柄が多いように思います。
連想できたという事は、両親や身近に
普通にこの言葉を使っていた人が居たという事。
料理本で見たなどど言う話もあり、広く使われているようです。
似た言葉でうるけると言う言葉もあります。
これまた北海道弁で、風呂やプールに入った後の手がふやけた状態を
「うるける」などと表現します。
うるける、漢字では「潤ける」となるそうで、方言ではありますが、
広辞苑に載っていたそうです。
一通り検索しましたが、北海道に限らず、東北、北陸など色々な地域に存在し
熊本にもあったなどと言う話もあり、「わざと放っておく」と言った多少のニュアンスの
違いはありつつも、広く分布しているようです。
余談ですが小学の頃、動くを「いごく」、
机をいごかす、などど言う先生がいて
ちょっとした流行語になりましたが、大阪、高松、博多などの方言だそうです。
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