先週の前半は天気の悪い日が続きましたが、後半になってようやく天候も回復し、
この時期、ウトナイ湖の最大のイベント、マガンのねぐら立ちを見ることが出来ました。

5時20分
日の出前ですが、空は白みかかっています。
遠くに見える小さな点々の一つ一つがマガンです。
まだ、それほどの動きはありませんが、マガンの鳴き声が響き渡っています。

10分ほど経ち、少し動きがありました。
マガンが一斉に飛び立ち、ウトナイ湖の水面付近を飛び始めました。
繰り返しますが、この点々全てマガン、少し拡大するとこうなります。

少しの間、ウトナイ湖の上空を飛び、また舞い戻ります。

そんな行動を繰り返しながら、少しずつ群れの範囲がウトナイ湖全体に広がっていきます。
この行動にはどのような訳があるのでしょう?
準備運動なのか、あるいは大変警戒心が強く、
常に群れには見張り担当が居るそうですが、
人間には捉えきれない、遠くの外敵や音に反応しているのかもしれません。
ここまででもかなり壮観でしたが、これから始まるねぐら立ちの
ほんの序章に過ぎませんでした。
後編につづく
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