秋はサケの遡上もある錦多峰川。
苫小牧の水道水は、勇払川、幌内川、錦多峰川の3河川から取水され
高丘、錦多峰 2か所の浄水場から給水されている。
6月1~7日は水道週間なのだそうで
6月3日には水道施設などを巡るバスツアーや
水道施設見学会が行われていました。
今回は参加自由の錦多峰浄水場の施設見学に訪れた。
公営マンションを過ぎ、
複数の小鳥のさえずりが聞こえる山道の奥に
浄水場はあります。
錦多峰浄水場
ろ過池
質問はありませんか?との問いに
「高丘浄水場の水の方がおいしいと言う話がありますが、
そうなのですか?」
と、いきなりきわどい質問が飛び出す。
実際、取水する場所と、ろ過方法は異なっている。
錦多峰は急速ろ過(狭い敷地で早く)
高丘系は緩速ろ過(広い場所でゆっくり)
と言う方法が採用されていて、
それぞれに長所短所はある。
高丘の水は錦多峰の水より、少し硬度が低く
くせの無い高丘の水と、こくのある錦多峰の水
しかしながら源流は、どちらも樽前山の伏流水で
成分にそれほどの差は無く、
「どちらもうまい」と言う桃屋のCMのようなフレーズで結論が付きました。

日時や気温、行事などを勘案しながら
作る水の量を管理しています。
監視カメラには、取水場の様子などが映し出されていて
マイクで注意する事も出来るのだとか。
コーナーの一角では、原水で魚を飼っている。
普段何気無く使っている水道水について
いろいろ考えさせられる一日でした。
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