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王子軽便鉄道(山線)

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王子軽便鉄道


海側に設置された軽便鉄道も存在し(現在の日高本線)
そちらは「浜線」
山側に設置されたものを「山線」と呼ばれ親しまれてきた
王子軽便鉄道。


東京の紙の博物館に展示されていた山線が
苫小牧に帰還したのは1996年。
その翌年から山線や、当時の歴史を振り返ってもらおうと
毎年行われている 「山線まつり」

今年は9月2日、3日の予定だったようですが、
台風の影響もあり中止になってしまったらしい。

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4号機関車

明治41年(1908年)に千歳発電所を建設する際、機材や物資を運ぶため
苫小牧工場から支笏湖までを走りました。
支笏湖が景勝地として宣伝されるに伴い、便乗を願う遊覧者も増えたので
後に一般客の乗車も許可されました。

現存するのは、アカシア公園内の4号機関車だけです。
平成19年(2007年)経済産業省の「近代化産業遺跡」として
この山線4号機も認定されました。

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貴賓車

大正11年、視察に訪れた当時皇太子だった昭和天皇の為に
客車を改造したもの。

全長7.11メートル


通常はゲート内には、入れません。
過去の山線まつり画像の蔵出し。

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内部は2層構造。
入り口側は一般車両と言う感じ。

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年代物なので、ちょっとぼろぼろですが
床は模様付きの絨毯。
座席はビロードを敷いた豪華なもの。

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12月 街の灯彩

山線もイルミネーションで飾りつけられていました。


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by gajousan | 2011-09-06 09:03 | 苫小牧 | Comments(0)
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