一年に一度位は見物に来ます。
何しろ「無料」ですから。
展示されているのは1986年、旧ソ連が打ち上げた
世界初の長期滞在型宇宙ステーション「ミール」と
それに連結するクバント。
ミール本体、設計寿命5年を遥かに越える15年の運用の後
2001年南太平洋のニュージーランド東方2,000kmの海域に落下。
その使命を終えました。
ここに展示されているのは、その予備機。
とは言っても実際に打ち上げる事も出来る本物同様の造り。
現在の地元小学生は、これらの事は学校で習ったり
おそらくは見学の機会もある事でしょう。
1998年9月、岩倉建設が購入したミールを苫小牧市に寄贈。
当初は科学センター横の屋外展示でしたが、
1999年12月、展示保管施設としてのミール展示館がオープン。

ミール本体の大きさは13m程ですが、
居住空間はこの狭さ。
ここで2~3人での共同作業、及び生活。
一人が、かろうじて入れる程度のプライベートルームがあります。
ミール実機が打ち上げられてから、今年で25年目。
当時最新鋭の機械も、何とも古めかしく見えます。
2003年に寄贈された
ミール横の防災救援ヘリコプター 「はまなす」
北海道の様々な災害救援で22年間、活躍。
一番の有名所は
「サハリンのコンスタンチン君の火傷治療の搬送」
隣は科学センターや、プラネタリウム。
私自身幼少の頃、他の街の青少年科学センターに見学旅行で行った時は
とても楽しくわくわくしましたが、
これらを小さなお子さんが見たらどう言う感想を持つのか。
この年になってしまうと、全く分からないのが少し残念な気もします。
ミール展示館
苫小牧市旭町3丁目1-12
営業時間 9:30~17:00
休館日 月曜、祝日、年末年始(子供の日、文化の日は開館)
毎月最終木曜は整備休館日
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