最近は市街地でも普通に見かけるようになったカササギ。
(新中野町の電柱)
北半球では、ほぼ全域で生息していて
世界的には特に珍しい鳥ではありませんが
日本には九州の一部地域のみで生息。
1997年 苫小牧、白老で発見され
営巣している様子も見られるようになり
生息域を拡大しつつあります。
鳴き声に特徴があり、いればすぐに気が付きます。
(勇払駅近く)
九州で生息しているものは
豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、九州の大名が
「カシャカシャ」 「カッカッ」と鳴くこの鳥を 「勝つ勝つとは縁起が良い」として
連れ帰った物が逃げて、野生化したと言う説が有力です。
私には 「カツカツ」 とは聞こえません。
「ギャギャギャ」 と言う爪で金属を引っかいたような
擬音に聞こえます。
本来、渡りをするタイプではないカササギ。
どうやってこの地に来る事が出来たのか。
韓国の貨物船に乗ってきた、あるいは船員が飼っていたものが逃げた
など諸説ありますが、理由は分かっていません。
そう言えば、韓国ドラマ 「チャングムの誓い」 の中で
チャングムが山村を歩いているシーンなどで、よくカササギの鳴き声を耳にして
「やはり、韓国の鳥なんだ」 と良く思います。
驚異的な繁殖力で、在来種を駆逐と言うタイプでは無いですが、
今後も注視したい生き物です。
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