ウトナイ湖ウォッチャーの間では有名なヒシクイ。
電柱などの構造物にぶつかり、羽根を痛めて飛ぶ事が出来ないらしく、
ウトナイ湖に常駐しています。
数年前は2羽いたのですが、昨年あたりからこの一羽のみ。
ヒシクイ(菱喰)の名の通りヒシの実を好んで食べるそうですが、
カモやマガン同様、草の葉や落穂などをエサをしています。
見た目はカモ系ですが、体格が全然違うため、
ハクチョウ達との方が気が合うらしく、ハクチョウの集落で
行動を共にしている事が多いです。
通常のヒシクイは渡り鳥。
マガンの群れと行動を共にしていて
秋に中継点であるウトナイ湖にも飛来。
南の方角へと渡って行きます。
マガン同様本来は大変臆病ですが、
ここのヒシクイは人慣れしていて、カモ同様に
人からエサをもらっていたりします。
いつもぼんやりしている感のあるヒシクイ。
くちばしを羽毛に埋め、片足立ちの休憩ポーズ。
インコなどの飼い鳥も、一見不安定に見えるこのポーズで休憩します。
羽毛の無い脚やくちばしは、体温を発散しやすい為
こうする事で体温の発散を防いでいるのだとか。
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