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ミール展示館

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苫小牧市科学センターに併設されているミール展示館。

ミール。1986年旧ソ連が打ち上げた世界初長期滞在型宇宙ステーション。
15年後南太平洋に落下し、その使命を終えました。

これはその予備機。
と言っても見せかけだけのものでは無く、
その気になれば打ち上げる事も出来る程の精巧なものです。

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市長、岩倉博文氏(朝青龍、右)
岩倉建設が苫小牧市制50周年を記念して、市に寄贈したことも周知の事ですが、
そこには経済混乱期で費用に事欠いていたと言う、
ロシア側の情勢がありました。

当時、岩倉氏は日本青年会議所副頭取として、対ソ民間外交に取り組んでいて
旧ソ連側から、ミール売却を打診されたようでした。

一方日本はと言うと、不況と言われる現在では考えられない事ですが、
時は80年代後半、日本はバブルの絶頂で、
お金が余りすぎて持って行き場に困っていた人や会社が多かった時代。

一旦、別の企業(イベント関連会社らしい)が購入していたミールを
数億円で岩倉建設が購入したのが、1990年の事でした。
バブルの崩壊が始まっていたとは、当時の人々は誰も知りません・・・。

数年後、これを買った事を後悔したのでは・・・
と個人的には推測します。

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ドッキングポート
複数のモジュールが合体する事により、巨大な宇宙ステーションになります。
全てのモジュールが合体した状態のミールは、この3倍以上の大きさがあるようです。

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全長約13メートル。

外装はチタン合金。
当然宇宙空間でも平気な構造で、当初は野ざらし、雨ざらしの展示でしたが、
さすがにそれはまずいと思う人も多く、展示館が建設されました。
その道のりについては、いずれアップします。

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予備機クバント。
主に天体観測の装置などが搭載されたモジュール。


ミールとクバント。
本物が消滅した今となっては、まさにロシア人もびっくり、
苫小牧がある意味、世界に誇れる超資産ですが、
知名度、人気はイマイチです。

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by gajousan | 2009-03-03 09:10 | 苫小牧 | Comments(6)
Commented by まかない@ at 2009-03-03 23:12 x
朝青龍、このころすでに左肘を気にしてますね。。。

ミール、いつも何気なく見ていましたが、
以前は野ざらしだったんですか? (ノ゚⊿゚)ノビックリ!!
今の展示館は最初からあるものだとばかり思ってました。

ロシアが誇るミールがここ苫小牧にある訳も初めて知りました。
昨年の宇宙サミット(これも知名度がイマイチで残念でした)では、
宇宙服をきて記念写真を撮るイベントがミール前で行われてました。
  パチ /■\_・) カメラ
Commented by gajousan at 2009-03-04 11:04
まかない@さん
この時の朝青龍は怪我で苫小牧に来るかどうか
危ぶまれていた状態でした。

野ざらしだった頃の写真も、何枚か展示館内にありました。
宇宙服を着た状態になれる、記念写真用の顔はめもありましたね。
科学センター内の展示物は、この年になるとこれと言って目新しくもないですが、
ミールだけはすごいと思います。
Commented by そば太郎 at 2009-03-05 22:17 x
ミールの実物けっこう凄味ありますよね。
一時期野ざらしで転がっていた写真みました。
我が家の子供たちが小学生の頃、つれて行きましたが「ふーん・・・。」
どうやら、夢は「宇宙飛行士」でもく「正義の味方」でもなくなったようです。
Commented by gajousan at 2009-03-06 09:22
そば太郎さん
当時のソ連の宇宙開発は、同じものを二つ作っての念の入れよう
だったと言う事がまず驚きです。
現在は費用がかかり過ぎるので考えられないでしょうね。
正義のヒーローには私も子供の頃は憧れました。
現在は危険なので絶対になりたくないですが・・・。
Commented by RODY at 2009-03-07 08:53 x
はじめまして。
これを見て、最近ロケットに興味を持ち出した4歳の息子と1歳半の娘を連れて行ってきました。
ミールを見ようとしたら、ロシア人?の観光客が3人いて、すごく大柄の人達だったので、子どもはおびえてミールに近寄れませんでした。
かわりに、横にあるヘリコプター。学芸員さんの計らいで、鍵のかかっている運転席に子ども達は入れてもらって大喜び。
Commented by gajousan at 2009-03-07 09:32
RODYさん
はじめまして。
普段は観覧者が少なく、ほとんど貸切状態で見られるミールですので
次の機会はミールの方も十分に見る事が出来るといいですね。

あのヘリコプター。確か以前大やけどをしたロシアの子供
(コンスタンチン君)を乗せたものだったと思います。
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