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ミートホープ その後

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12月1日にNHKで
たったひとりの反乱 「食品偽装を告発した男」 と題して
ミートホープ元常務、赤羽喜六氏のドキュメンタリーが放送された影響で
ここ数日 「ミートホープ 赤羽」
と言う検索ワードで当ブログをご覧下さった方が、相当数になりました。

ミートホープの食品偽装事件が世に報じされたのは、2007年6月
その後も数々の不正が明らかになり、2007年7月、自己破産。

事件後はこの本社前、
新千歳空港あたりから訪れて、本社前で記念写真を撮っている人が
毎日数十人に及ぶ、ちょっとした観光スポットと化していましたが、それもひと時。

事件が報じられる事も無くなり、元本社も長らく放逐されていました。
当ブログではその後の様子も、何度もアップしていましたので
その様子など、ダイジェストでご覧頂きましょう。

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2008年5月22日。
事件以来静かだったミートホープ本社前が、久々に報道陣であふれています。

ミートホープのシンボルだった道路沿いのあの牛が撤去されている所でした。
知名度のある牛なので、売却も検討されましたが、
道義的に良くないと言う事になり、数十万円で廃棄処分されました。

画像中心よりやや右側の白髪の人物が、赤羽喜六氏。

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この光景を見守る赤羽氏、何を思ったかは知る由も無いです。

農政事務所、保健所、警察に実名で内部告発するも、相手にされず、
本当はこう言った機関の行政指導で、真っ当な仕事をするように
改善されれば、と思っていただけのようです。

事件が大きく報じられ、会社は倒産、かつての仲間達も職を失う事となり、
番組内でも「もし、過去に戻れるなら告発をするでしょうか?」 との問いに
「失うもの大きく、空しいだけ。告発などしない」 と答えていました。

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2008年6月。

長らく放逐され、薄汚れていた元本社を清掃
及び看板を白く塗りつぶして、痕跡を消し始めました。

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2008年7月。

賃貸物件、売却も可として借主募集。
しかし、数か月経過しても借主は現れず、取り壊される事になりました。

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元本社の斜め向い辺りにある、二億円と言われる元社長の豪邸。
マンションと見紛う大きさ。

逮捕される元社長の様子なども報じられていました。

取り壊されてはいませんが、やはり所有者は決まっていないと思われます。

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2008年10月下旬。
解体が始まりました。

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2008年11月。
更地となりました。

私自身も以前スーパーの生鮮部門で働いていた事がありました。
入社初日に最初に教えられたのが、消費期限の切れた商品を回収し、
ラッピングをし直して、新しく消費期限を張り替え、また売り場に出す事でした。

そこの主任も、周囲のパートの方も、異口同音に
「どこもこんな物だ」と言っていました。
他の会社で働いている知人にも聞きましたが、返ったきた答えは同じでした。
業界内ではある意味、多少なら暗黙の了解で許されていた部分があるように思います。

ミートホープの事件をきっかけに、その後も
産地、賞味期限、使い回しなどの数十件に及ぶ偽装が報じられ、
ミートホープの事件は、その後の消費者行政や、食品業界全体にも
良い意味で大きく転換するきっかけになった
と思いたいものです。

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by gajousan | 2009-12-04 09:59 | 苫小牧 | Comments(2)
Commented at 2017-08-17 19:37 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by gajousan at 2017-08-19 09:50
コメントありがとうございます。
身につまされる話です。
ミートホープ事件以降は、世間の目も、行政の目も厳しくなり
不正は随分と減ったように思いますが
結局末端の従業員に負担を強いる結果になると言う・・・。

ちなみに、かつて私がいたスーパーもかなりブラックで
(当時はブラック企業と言う言葉は無かったですが)
私が辞めて一年も経たずに倒産しました。

それ自体は自業自得かと思うのですが
かつて一緒に働いていた上司やパートの方を思うと
何とも言えない気分になったものです。

自分も無理に続けていたら
体を壊すか、気が狂っていたかもしれません。
赤羽氏のように戦って会社や行政を変える事は出来ないまでも
危ないと思ったら会社を辞めるのは自衛策として
有りかなとこの時感じました。
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